寒冷地・豪雪地帯でのEV運用ガイド
雪国でEV充電器を野ざらしにする危険性!凍結対策とカーポートの重要性
電気自動車(EV)の普及が進んでいますが、積雪の多い地域や寒冷地において、太平洋側の温暖な地域と同じ感覚で充電設備を設置するのは非常に危険です。
一晩で数十センチの雪が積もるような環境では、充電設備そのものが雪に埋もれたり、コネクタ部分が凍結して使い物にならなくなるトラブルが多発しています。ここでは、雪国でEVを安全に運用するための必須ノウハウを2つに絞って解説します。
対策1:充電器の凍結と雪害を防ぐカーポートの設置
EVの充電ケーブルやコンセントを雪ざらしにしておくと、溶けた雪が隙間に入り込み、夜間の冷え込みで凍結してケーブルが抜けなくなる事態が起こります。また、吹雪の中で充電作業を行うのは現実的ではありません。
そのため、雪国でのEV運用には「充電設備を覆うカーポートの設置」が実質的に必須となります。最低でも防雪カバー付きのコンセントを選び、可能であれば車体と充電スペースを雪から完全に守る外構工事(エクステリア工事)を充電器の設置と同時に行うのが最も賢明な選択です。
対策2:冬場のバッテリー性能低下を見越した200V設備の導入
リチウムイオンバッテリーは寒さに弱く、氷点下になる冬場はEVの航続距離が通常時の2割から3割ほど低下します。さらに、車内の暖房(エアコン)を使用するとバッテリーの消費はさらに激しくなります。
この性能低下をカバーするためには、自宅で短時間にしっかり満充電にできる環境が欠かせません。100Vの充電器では冬場の消費電力に追いつかない可能性があるため、雪国においては必ず出力の高い200Vの専用コンセントを設置してください。
雪からEVを守るカーポート、いくらで設置できる?
充電コンセント工事と一緒にカーポートの設置を検討する場合、外構工事の専門業者に依頼することで費用を大きく抑えられます。
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